当院では院長を筆頭に、歯周病治療の経験が豊富な歯科医師が複数在籍しています。さらに毎週土曜には、東北大学病院から日本歯周病学会「認定医」を招へいしています。
経験豊富な歯科医師が集まる環境ですので、軽度の歯周病治療はもちろん、重度でも歯周外科治療などのより適切な治療が可能です。
当院では重症化した歯周病に対し、「歯周組織再生療法(ししゅうそしきさいせいりょうほう)」という治療を行います。歯周組織再生療法は、歯を支えている歯周組織、つまり歯ぐきやあごの骨を再生させる治療方法です。
この治療を受けることで、進行した歯周病でも歯を抜かずに済む可能性があります。当院では「エムドゲイン」や「リグロス」という薬剤を用いた再生療法を実践。これは歯の周りの組織を再生する効果を持つ薬剤です。
歯医者に通っているけれどなかなか歯周病が治らない方、「抜くしかない」と言われるような重症の歯周病の方も、ぜひあきらめずにご相談ください。
歯周病は生活習慣病の一種であるのをご存じでしょうか。治療で一度症状が治まっても、誤った歯磨き方法や生活習慣の変化で再発しやすい病気です。つまり歯周病の再発を防ぐには、患者さまご自身で歯磨きや生活習慣を正していくことが重要と言えます。
一方で、ご自身だけではどうしてもケアしきれない箇所が存在するのも事実です。そのため、歯科医院が担う歯周病の再発防止策として定期的なメインテナンスをおすすめしています。
お口の状態にもよりますが、3か月ごとのメインテナンスが基本です。患者さま1人あたりのメインテナンスに対し、当院では45~60分の時間をご用意してしっかりと処置を行います。お口のクリーニングはもちろん、ご自宅でのセルフケアについてもしっかりとサポートしてまいります。
また、3か月ごとのメインテナンスのたびにお口の写真を撮影して記録を残すことで、小さな変化にもすぐに気づけるよう配慮。歯周病の再発や悪化などの変化が見られた場合は改めてレントゲンを撮影し、外からは見えないあごの骨の状態をきちんと確認していきます。
一人ひとりに合った丁寧なメインテナンスをご提供し、歯周病の予防や再発防止につなげていきたいと考えておりますので、お気軽にご相談ください。
※お口の状態によっては、1か月ごとのメインテナンスを提案する場合もございます。
主に歯ぐきより上部に付着しているプラーク(歯垢)や歯石を、器具を使って除去します。定期的に受けることで、継続してお口の健康を維持できます。
歯ぐきより下にある「歯根(歯の根)」面に付いた歯石や歯垢を特殊な器具で除去し、その表面を滑らかにする処置です。滑らかな表面は汚れが付きにくくなり、細菌の付着を抑制できます。これにより、歯周病菌への再感染を予防します。
歯周病が進行してしまい、通常の歯石除去だけでは治りにくくなった際に行う治療です。歯ぐきを少し切開して、歯石や汚れをしっかり取り除く方法です。場合によっては歯ぐきの形を整えたり、骨を再生させたりすることもあります。
完全に治すことは難しいのが実状ですが、症状が出ないように、また悪化しないようにコントロールすることは可能です。歯周病を改善し再発を防ぐには、患者さまご自身でのセルフケアと歯科医院でのクリーニング、定期的な検診が非常に重要です。
歯周病の治療は、進行度に応じて段階的に行います。初期の場合は歯石除去やブラッシング指導で改善しますが、進行すると歯周ポケット内の治療(スケーリングやルートプレーニング)が必要です。
さらに重度になると、外科的治療を行う場合もございます。歯周病の再発を防ぐため、症状が改善した後も、定期的な検診とクリーニングは欠かさず受けていただきたいと思っています。
歯周病の主な症状は以下の通りです。
上記の症状が見られる場合は、早めの受診をおすすめします。
歯周病、歯槽膿漏、歯肉炎でお悩みの方は涌谷の歯医者「わくや お歯科」へ。お口の健康を取り戻すために、一人ひとりの症状に合わせた治療をご提供します。
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午前 | ─ | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
午後 | ─ | ● | ● | ● | ● | ● | ▲ | ▲ |
午前:9:00~12:30
午後:13:30~19:00
▲:13:30~17:30
※最終受付は、診療時間終了の30分前です。
休診日:月曜
※GW・お盆・年末年始休診日あり
※月曜の祝日は休診となります。